快医学とは

瓜生良介氏(1935~2012・鍼灸師・演劇人・快医学提唱者)が提唱しました。
快医学の根底になるものはなにか。腰に焦点を当てます。
例えば前屈が痛い、後屈はきもちいいという人がいました。
痛い前屈を無理やり治そうとせず、きもちいい後屈を伸ばしていく。
そうすると、痛い前屈の痛みが軽くなっている。
痛みながら潰していくのではなく、快さを生かしていく。
これが快医学の根本たる「快法則」と提唱しています。

また、いのちの本質はこの快法則による
「快さを維持安定するための、絶えることのない運動」と捉え、
この運動を優しく抱きかかえるようにして、「いのちの快法則」が存在していると考えているのです。

快医学の非化学性

瓜生氏は、ご自分で言います。
「いのちの法則は、仮説であり、科学では証明されていない」と。
ただし、こうも言います。
「あらゆる哲学、医学の源流には、仮説への気づきや直感がある。」
「更に実践(臨床)することにより、治療現場での数百、数千の難症病患者の回復していく症例が、確認され、これらが、証明してくれている。」と

瓜生 良介 

1935年

九州若松生まれ
日本の優れた自然療法を快療法として再構成
鍼灸師

1964年

演劇集団「発見の会」創立。演劇活動

1978年

ウリウ治療室開設
西洋医学には見放されてしまったガンや自己免疫疾患などの難症病患者さんをいのちの法則に則って治療

1980年~

世界各地での快医学セミナー開始

1990年~

ニカラグアで井上眞鍼灸師(ドクター・アトム)主催セミナー。
ラテンアメリカ23か国3000箇所の民衆医療センター創成の発端となった。

1991年

世界快医学ネットワーク(現NPO法人世界快ネット)設立

2012年9月5日

永眠

快医学の構造図

自分でしか作り出せない「息食動想」と取り巻く「環」による生命活動
それに反するようなことを行ってしまった場合、各セクションに歪みがでる。
これらを「治療法、自然薬、食物」を用いて、
すなわち「快医学(快療法)」を用いて、整えるという構造になっています。

瓜生氏は言います。
「快医学というのを、民間療法や自然医学のいいとこ取りの寄せ集めのガラクタぐらいにしか思っていない方もいる。その通りと言っても過言ではないし、私もそう思っている。」
「でも、寄せ集めのガラクタをまとめている、求心力のダイナモ(原動力)は、快いという生命の最も奥底にある快感覚。しっかりと心地よさを追求できれば、この世の「道」を踏み外すことはないはずだ。」

「やりたいことを思いきりやって、嫌なことは絶対にしない。お互い、相手の快い条件を断固保証しあう。この規則ひとつあれば、何をやってもいいのだと思います。」


このような考え方から、
【内臓の歪み】に、綜統医学(綜統医学提唱論発表者:多田政一先生)を
【運動系の歪み】に操体法(創始者:橋本敬三先生)を
【LET】の要領確立にオーリングテスト(開発者:大村恵昭先生)を
【頭蓋仙骨の調整】に頭蓋仙骨療法(創始者:サザーランド博士)をと、
それぞれの権威に教えを乞い、漏れなく取り入れた。
その結果、快医学は発展していき、瓜生氏亡き後も、全世界レベルで多くの人の「いのち」に寄り添っているのではないだろうか。